Visual Studio2017でTypeScript

2017/06/07
公式サイトの「TypeScript in 5 minutes tutorial」のVisual Studio版です。

テンプレート選択

tstemp.png

このあたりに専用のテンプレートがあったはずなのに見つからず。
VS2017インストール時の選択漏れかもしれませんが、JavaScriptを利用するテンプレートなら何でもいいので、一番揃っているMVCを選択。
tsgreeter010.png


tsgreeter020.png

チュートリアルにサーバーとの連携部分は無いので、Web APIにチェックは入れず。

appフォルダ作成

チュートリアルにはありませんが、tsを入れるフォルダを作成。
フォルダ名はappだと一番上に来て探しやすいので好きです。
tsgreeter030.png

appフォルダにgreeter.tsファイルを追加

tsgreeter040.png

appフォルダを右クリック→追加→新しい項目と選択。
tsgreeter050.png

「TypeScript ファイル」のテンプレートを選択。
テンプレートの中身は空です。

greeter.tsにコードを追加

tsgreeter060.png

追加して保存すると、普段より時間がかかります。
それもそのはず、保存と同時にjsに変換されるようです。
「全てのファイルを表示」すると2つのファイルが出来上がっています。

Viewから出来上がったjsにリンク

HomeControllerのIndexを使いました。
不要部分をざくっと消してjsで置き換えるためのh1タグとjsへのリンクを追加。
tsgreeter062.png

greeter.tsを修正

修正後保存を忘れずに。
tsgreeter064.png

実行

tsgreeter070.png

発行

tsgreeter080.png

プロジェクトを右クリックだと「公開」になってる…
tsgreeter090.png

発行先フォルダのapp内。なぜかgreeter.js.mapまで発行されていますが、要らないような?

違う型を入れると怒られます

tsgreeter100.png

感想

環境の構築は全く不要、コンパイルも自動でしてくれる、で非常に敷居が低かったです。
型のチェックもありがたいですが、慣れた感じ(定義が後ろにあってC#よりはVBっぽい気もしますが、VBより違和感無い)の書き方でJavaScriptが書けるというのがありがたみ大きい気がします。クロージャとかプロトタイプとか苦手なんで…。
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