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下(土間)の台所に入ると、ざるの中に剥かれた里芋が放置されていました。
土付きのまま皮を剥き、一晩そのままだったもよう。
なんでこの状態で放置するんかな、と腹立ちまぎれに洗い桶にザルからひっくり返し、こびりついた土を一つずつ落としていると母が登場。
「それ、八つ頭やから美味しいはずやねん」
「ほんまは観賞用やけど植える鉢もないし食べよう思て」
言い訳になってませんけど怒りがそれたのは事実。
八つ頭、という名前はよく聞きますが親芋のことだと思ってました。
品種が違うとは知りませんでした。
確かに小さな芋にも茎の跡がついています。
剥く前の八つ頭が見たかったのに、ちょっと残念。
掘った後に小芋が残っていたらまた来年生えてくるそうなので気をつけていたいと思います。
観賞用の里芋というのは初耳です。
食べられる観葉植物というのも楽しいかも知れません。
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