葛(クズ)

葛

壁を伝い降りる葛
秋の七草に入っているのが不思議なくらいの厄介者ですが。

葛

電柱を支えるワイヤーを伝う葛(2016/0818)

くぼみの無い葛の葉

くぼみの無い葉

くぼみのある葛の葉

くぼみのある葉

葛の蕾

葛の蕾(2016/08/18)

葛の蕾

少し色づき始めています(2016/0818)

葛の花

咲き始めています(2016/08/18)

用途

根っこから採れる澱粉は葛粉。葛餅、葛湯等の材料。
蔓は籠編み用に。

楓野老(カエデドコロ)

黄葉したカエデドコロの葉

黄葉したカエデドコロの葉
ヤマノイモの葉に似た筋が入っていますが、アサガオの葉のような形をしています。
根っこは掘っても芋になっていないようです。

カエデドコロ

カエデドコロ(2016/07/04)

カエデドコロの葉

カエデドコロの葉(2016/07/04)

風船蔓(フウセンカズラ)

フウセンカズラ

フウセンカズラのグリーンカーテン?(2016/08/14)

フウセンカズラ

雑草に入れようかと思いましたが、頂き物の種を植えたようなので。
名前の通り風船のような実を鑑賞するためのもの。
フウセンカズラの花

フウセンカズラの花

フウセンカズラの実

フウセンカズラの実(2016/10/02)

フウセンカズラの種

お猿さんの顔のようなフウセンカズラの種。

フウセンカズラの種

くっついているところが白くなるようです。

フウセンカズラの花

フウセンカズラの花(2016/06/19)

用途

母の友達に、種がお猿の顔に似ているのを利用し、お人形さんの顔にし縁起物を作っている人がいるそうです。
南天の枝に7体お猿のお人形乗せて、七難去る(猿)ゆうねん」
検索したら世間では「難(南)が転(天)じて苦(9)が去る(猿)」で9体のようですが、お母様!?

南天九猿
叔母の家にあったので写真を撮ってきました。

ヘクソカズラ(屁糞葛)

灸花(ヤイトバナ)とも。
ヘクソカズラ

ヘクソカズラ(2016/08/11)

ヘクソカズラの実

ヘクソカズラの実

ヘクソカズラの花

ヘクソカズラの花(2016/07/17)
五角形の星型の赤い芯に白い花びら5枚。

ヘクソカズラの花

ヘクソカズラの花(2016/07/17)

ヘクソカズラの葉

ヘクソカズラの葉(2016/07/17)

ヘクソカズラの葉

ヘクソカズラの葉(2016/08/15)

ヘクソカズラの実

まだ少し色が青味がかっているでしょうか(2017/10/09)

花も実も良く見かけますが、名前の由来となるような臭いが気になったことは記憶にありません。
花を摘んで灸だと言って腕にくっつけて遊んだ記憶があります。

用途

蔓は蔓編みに使えます。
金色の実がつくのでクリスマスリースにも使えます。

サルトリイバラ

サルトリイバラ

サルトリイバラの実

猿捕茨。サンキライ(山帰来)とも。

サンキライの実

落葉後(2016/01/17)
写っている葉は、絡みつかれている木のものです。

サンキライの葉

サルトリイバラの葉(2016/05/02)
柏餅の頃。

サンキライの青い実

サルトリイバラの青い実(2016/06/06)

青い実を付けたサンキライ

青い実を付けたサルトリイバラ(2016/06/06)

サンキライの若い葉

サルトリイバラの若い葉(2016/06/21)
食べるにはちょっと遅すぎかも知れません。

用途

この葉っぱでサンドイッチされたあんこ餅を食べたことがあります。
柏餅を作る際、の葉が手に入らない場合に、この葉で代用することがあるとのこと。なるほどと言う感じ。
つる性で赤い実をつけることから、クリスマスリースに良く使われるもよう。ただしその場合はなぜかサンキライと呼ばれることが多い。スーパー入口の花屋さんでもクリスマスシーズンにはポインセチア、シクラメンと並んで赤い実をいっぱいつけた蔓が「サンキライ」の名前で売られていました。
若い芽はシオデと同じく山菜として食べられるようです。

名前について

なんと魅惑的な名前でしょう。本当に猿が捕れるのでしょうか。
サルトリイバラのトゲ

下右寄りに一つだけ棘が付いているのが見えるでしょうか?
有刺鉄線の柵をものともしないで登ってくるお猿さんがこの程度のトゲにひるむとは思えないのですが、お猿さんの進入路らしき場所に植えてみましょうか。
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