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2018年06月15日の記事

2018/06/15(金)土瓶落とし?

土瓶落とし

鉢植えの梅の葉が少なくなっているような気がして近づくと、枯れ枝のようなものが目に付きました。
剪定の本によれば枯れた枝は切り落とすとあるので、剪定ばさみを探したのですが見つからず手で折れるか触って様子を探ったら、グニュっとした感触。
慌てて手を離しましたが、虫ならば逃げるはずと思ったのに見た目は変わらず。
土瓶落とし

これが土瓶落としというやつでしょうか。
木の枝に擬態するシャクトリムシがいる。そのような種では、体表が灰褐色の斑など、樹皮に紛らわしい色をしている。そうして、自分より太い木の枝の上で、後端の疣足で体を支え、全身を真っ直ぐに緊張させ、枝の上からある程度の角度を持って立ち上がり、静止すると、まるで先の折れた枯れ枝にしか見えなくなる。昔、農作業の際、茶を土瓶に入れて持参し、枯れ枝のつもりでこのようなシャクトリムシに引っ掛けると、当然ながら引っ掛からずに落ちて土瓶が割れる。それで、この様なシャクトリムシを「土瓶落とし」と呼んだという。
シャクトリムシ - Wikipedia
尺取虫

棒で押すと曲がりますが、まだ逃げません。

シャクトリムシ

しつこくつつきまわすと、棒に体当たりするような素振り。
隠れていた脚も出てきて尺取虫とはっきりと分かりました。

剪定ばさみが近くになくてよかったです。
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